2006年10月25日
Xbox360で遊ぼう!!〜カルドセプトサーガ
ハードの話ばかりしててもあれなので、たまにはソフトの方の話をしていきます。
年末年始にかけて遊べる作品がかなり出ますが、その中でも個人的に一番注目しているのがこちら
■カルドセプトサーガ[公式](音が出るので注意)
カルドセプトサーガシリーズ第三作にあたる『カルドセプトサーガ』四年の沈黙をやぶりついに11/22発売。
■電撃オンラインの紹介記事
■ファミ通の武重プロデューサーインタビュー
■カルドセプトwiki
ゲームの内容そのものはこのへんを読んでくだされば良いので割愛します。
めんどうな人は一番上の電撃の記事だけでも読めばおおざっぱな雰囲気はわかると思います。
元々最初の無印カルドセプトが発売されたのはサターンでした。
当時から評価は高く、実際に自分も買って遊んでみましたが非常に中毒性の高いゲームでしばらくあほみたいに遊んだ記憶があります。
基本的にはモノポリーorいただきストリート+マジックザギャザリング(MTG)などのカードゲームをプラスしたような作品です。
自分の場合カードゲームはよくわかりませんでしたが、いただきストリートをかなり遊んでいたのですんなりゲームに入っていけました。
とっつき悪そうですが実際にはそれほどでもなく、チュートリアルがわかりやすかったのでチュートリアルだけでマニュアルほとんど読まなくてもだいたい遊べた記憶があります。
どうにもこの作品知名度の割には遊んだ人の割合が結構少ない印象なんですよね……実際に遊ばないと何が面白いのかわからないってのが一番の原因だと思いますが。
遊んでみると面白いのに上の記事や人の話では「なにが面白いか」というのが漠然として分からない。
遊んだ人もどうにかして面白さを伝えようとがんばるけど「で、結局どんなゲームなの?」とうまく伝わらないというそんなゲーム。
モノポリーやいただきストリートを遊んだ人なら説明も簡単だけど、それすらも遊んだことのない人にはもう絶望的。
だから上の記事でも「モノポリーとMTGを足したような」という言い方しかしてないというか、それしか説明のしようがないという。
とにかく言えることは運と実力と持ってるカードとで様々な戦略が考えられ、ゲーム展開も様々な方向性をもっているということ。
単純に強いカードを持っていれば有利かというとそうでもなく、戦略次第でいくらでも対抗できますし、そもそも『運』という要素がかなり高いので単純なパワーゲームにならないのがこのゲームのもっとも優れたところだと思います。
とはいえもちろん強いカードがあればあったでいいのですが、このゲームには単純に強いカードや某ゆーぎおーのように明らかにインチキくさいバランスを崩壊させるようなカードは無いと言い切ってもいいので、詐欺くさいレアカードもってればOKなんてことがないのも魅力ですね。
たとえば能力値の高いクリーチャー(ゲーム上で闘うモンスター)は呼び出すときの魔力が非常に多く必要だったり、呼び出す条件があったりという「しばり」が存在します。
そもそも魔力(ゲーム中に貯めるお金のようなもの)が少ない序盤では強いクリーチャーばかりでは呼び出すことさえできないのである程度能力的には劣るけどコストパフォーマンスの高いクリーチャーも絶対必要です。
もちろん強いクリーチャーがいれば戦闘に有利なのは確かですが、そのへんは武器・防具カードや魔法カードやクリーチャーの特殊能力で工夫すれば対抗できますし、その対抗策を考えるのもこのゲームの魅力でもあります。
このあたり開発者がものすごく神経を使っていて、バランス調整がとてもうまいのもこのゲームに根強い人気が高い理由でもあります。
パワーでがんがん押していくカードで固めるか、特殊能力の高いカードで固めて相手を翻弄するか、武器・防具カードや魔法カードを多めにしてかき乱すか……人それぞれの戦い方が出来、そしてそれらすべてに絶対的な最強理論が存在しない。
すべてのカードの組み合わせに一長があり一短がある。
そしてどんなに考えて組み立てた戦略もカードの引きが悪かったりすればすべて台無しです。
いやもう本当にクリーチャーのカード欲しいときに武器防具カードばっかりで泣きたくなることとか、逆に武器防具が欲しいときにクリーチャーカードばっかりとか……本当に泣けてきます。
今回カード枚数が470枚以上と言う話です。
より多くのバリエーションのカードデッキ(基本50枚のカードの組み合わせ)構築が可能になったとインタビューでプロデューサーが言ってますので今まで以上に頭を悩ませると思います。
あのカードをいれときゃ良かったとか、このカードいれといて助かった〜とか……様々な場面で様々な選択肢に迫られてそれらをうまく切り抜けていく快感はまさにこのゲームならではの『オンリーワン』の楽しみだと思います。
とにかく新しいカードを手に入れるたびに「このカードでどうやって敵を粉砕してくれようか」あれこれ考えるだけでも一日ハッピーになれます(こうなるともはや中毒状態なので簡単には抜け出せない)。
最初は「なんだこれつかえねー」と思っても実際に使ってみると役に立ったり、逆に「こいつはすげー良いカードだなー」と思ったカードが実際にはいまいち使いどころが難しくてもてあまし気味になったりして。
あーーーーーーーーーーーーーーこんなこと書いてるうちに昔遊んだ記憶がよみがえってきて遊びたくなってきた!!
そうこうして考え出したカードデッキを実際に試してみてうまくいったりいかなかったりしながら、あれこれ自分の趣味でカードデッキを構築する楽しみを覚えたらあなたは立派なセプターです。
基本部分は大幅には変わらないようですが、既存シリーズではあってないようなものだったストーリーが冲方丁 さんの起用で大幅にパワーアップをしたようです。
冲方丁 (うぶかたとう)さんは……蒼穹のファフナーのシナリオライターであり、マルドゥックスクランブルの小説家でもあり、現在WOWOWで放送中のシュバリエの原作者でもあり……小説・アニメ・ゲームなど幅広い分野で活躍する日本SF大賞も獲得したことのある実力派のクリエーターです。
ファミ通インタビューによれば浅からぬ縁があって今回起用されたようです。
なんか小説四冊分のボリュームとか書いてますし、冲方丁 先生のファンでもある自分にとってはこれはもう本当にうれしい知らせでした。
たたでさえゲームそのものが楽しいのにこの上極上のシナリオまでついてくるとなるとこれはもう本当に楽しみで仕方ありません。
ひたすらシナリオクリアのために遊ぶだけでも長く楽しめそうです。
今回はかててくわえてXboxLiveでの通信対戦もあります。
今まで人と遊びたくても遊べなかった星野さんにとってこれまたうれしい話です。
以前XboxLiveについてちらっと書きましたが、本当に自宅でなんの苦労もしないで、いろんな人と遊べる環境が手にはいるのですごい便利ですよ。
……あとは実際に闘う勇気があるかどうかですが、今までそんなに変な人にあたったりすることもないので怖がらず気楽に楽しめばいいと思います。
いずれはPS3やWiiにバランスを調整したリニューアル版が発売されると思います(今までもサターン>PlayStation、Dreamcast>PlayStation2とリニューアルされて移植された)が、ボードゲームとして、カードゲームとして楽しく、なおかつ今回シナリオも期待できるとあってはいち早く遊んでみるのは決して悪くないと思います。
幸いにも自分はアイドルマスター目当てにXbox360を買ったわけですが、「そういやXbox360でカルドセプト出るんだな」と思い出して、このゲームのためだけでも買って良かったと思っている次第です。
年末年始はいろいろなハードでいろいろなゲームが出ますが、いまいち地味で知名度も決して高いとはいいきれないカルドセプトサーガですが、一度遊んでみることを強くおすすめします。
純粋なゲームとしての奥深さ面白さは他の作品にも負けるところではありませんし、他の作品にはない様々な可能性を秘めた非常に特殊な作品です。
そしてもし自分と対戦するようなことがありましたら……その時は絶対負けませんよ!!
なお現在予約キャンペーンを行っています。
予約するとオリジナルデザインのトランプがもらえ、ゲーム中に使えるカードなどのデータや、ネット対戦大会への出場権など単純な「もの」としての特典ではないところが心憎いところです。
■カルドセプト予約キャンペーン詳細
キャンペーン店が決まっているので気をつけてください。
カルドセプト サーガ 特典 特製トランプ(トレカサイズ54枚セット+Amazon.co.jpオリジナル絵柄ジョーカー1枚)付き<もし気が向いたらクリックしてください
年末年始にかけて遊べる作品がかなり出ますが、その中でも個人的に一番注目しているのがこちら
■カルドセプトサーガ[公式](音が出るので注意)
カルドセプトサーガシリーズ第三作にあたる『カルドセプトサーガ』四年の沈黙をやぶりついに11/22発売。
■電撃オンラインの紹介記事
■ファミ通の武重プロデューサーインタビュー
■カルドセプトwiki
ゲームの内容そのものはこのへんを読んでくだされば良いので割愛します。
めんどうな人は一番上の電撃の記事だけでも読めばおおざっぱな雰囲気はわかると思います。
元々最初の無印カルドセプトが発売されたのはサターンでした。
当時から評価は高く、実際に自分も買って遊んでみましたが非常に中毒性の高いゲームでしばらくあほみたいに遊んだ記憶があります。
基本的にはモノポリーorいただきストリート+マジックザギャザリング(MTG)などのカードゲームをプラスしたような作品です。
自分の場合カードゲームはよくわかりませんでしたが、いただきストリートをかなり遊んでいたのですんなりゲームに入っていけました。
とっつき悪そうですが実際にはそれほどでもなく、チュートリアルがわかりやすかったのでチュートリアルだけでマニュアルほとんど読まなくてもだいたい遊べた記憶があります。
どうにもこの作品知名度の割には遊んだ人の割合が結構少ない印象なんですよね……実際に遊ばないと何が面白いのかわからないってのが一番の原因だと思いますが。
遊んでみると面白いのに上の記事や人の話では「なにが面白いか」というのが漠然として分からない。
遊んだ人もどうにかして面白さを伝えようとがんばるけど「で、結局どんなゲームなの?」とうまく伝わらないというそんなゲーム。
モノポリーやいただきストリートを遊んだ人なら説明も簡単だけど、それすらも遊んだことのない人にはもう絶望的。
だから上の記事でも「モノポリーとMTGを足したような」という言い方しかしてないというか、それしか説明のしようがないという。
とにかく言えることは運と実力と持ってるカードとで様々な戦略が考えられ、ゲーム展開も様々な方向性をもっているということ。
単純に強いカードを持っていれば有利かというとそうでもなく、戦略次第でいくらでも対抗できますし、そもそも『運』という要素がかなり高いので単純なパワーゲームにならないのがこのゲームのもっとも優れたところだと思います。
とはいえもちろん強いカードがあればあったでいいのですが、このゲームには単純に強いカードや某ゆーぎおーのように明らかにインチキくさいバランスを崩壊させるようなカードは無いと言い切ってもいいので、詐欺くさいレアカードもってればOKなんてことがないのも魅力ですね。
たとえば能力値の高いクリーチャー(ゲーム上で闘うモンスター)は呼び出すときの魔力が非常に多く必要だったり、呼び出す条件があったりという「しばり」が存在します。
そもそも魔力(ゲーム中に貯めるお金のようなもの)が少ない序盤では強いクリーチャーばかりでは呼び出すことさえできないのである程度能力的には劣るけどコストパフォーマンスの高いクリーチャーも絶対必要です。
もちろん強いクリーチャーがいれば戦闘に有利なのは確かですが、そのへんは武器・防具カードや魔法カードやクリーチャーの特殊能力で工夫すれば対抗できますし、その対抗策を考えるのもこのゲームの魅力でもあります。
このあたり開発者がものすごく神経を使っていて、バランス調整がとてもうまいのもこのゲームに根強い人気が高い理由でもあります。
パワーでがんがん押していくカードで固めるか、特殊能力の高いカードで固めて相手を翻弄するか、武器・防具カードや魔法カードを多めにしてかき乱すか……人それぞれの戦い方が出来、そしてそれらすべてに絶対的な最強理論が存在しない。
すべてのカードの組み合わせに一長があり一短がある。
そしてどんなに考えて組み立てた戦略もカードの引きが悪かったりすればすべて台無しです。
いやもう本当にクリーチャーのカード欲しいときに武器防具カードばっかりで泣きたくなることとか、逆に武器防具が欲しいときにクリーチャーカードばっかりとか……本当に泣けてきます。
今回カード枚数が470枚以上と言う話です。
より多くのバリエーションのカードデッキ(基本50枚のカードの組み合わせ)構築が可能になったとインタビューでプロデューサーが言ってますので今まで以上に頭を悩ませると思います。
あのカードをいれときゃ良かったとか、このカードいれといて助かった〜とか……様々な場面で様々な選択肢に迫られてそれらをうまく切り抜けていく快感はまさにこのゲームならではの『オンリーワン』の楽しみだと思います。
とにかく新しいカードを手に入れるたびに「このカードでどうやって敵を粉砕してくれようか」あれこれ考えるだけでも一日ハッピーになれます(こうなるともはや中毒状態なので簡単には抜け出せない)。
最初は「なんだこれつかえねー」と思っても実際に使ってみると役に立ったり、逆に「こいつはすげー良いカードだなー」と思ったカードが実際にはいまいち使いどころが難しくてもてあまし気味になったりして。
あーーーーーーーーーーーーーーこんなこと書いてるうちに昔遊んだ記憶がよみがえってきて遊びたくなってきた!!
そうこうして考え出したカードデッキを実際に試してみてうまくいったりいかなかったりしながら、あれこれ自分の趣味でカードデッキを構築する楽しみを覚えたらあなたは立派なセプターです。
基本部分は大幅には変わらないようですが、既存シリーズではあってないようなものだったストーリーが冲方丁 さんの起用で大幅にパワーアップをしたようです。
冲方丁 (うぶかたとう)さんは……蒼穹のファフナーのシナリオライターであり、マルドゥックスクランブルの小説家でもあり、現在WOWOWで放送中のシュバリエの原作者でもあり……小説・アニメ・ゲームなど幅広い分野で活躍する日本SF大賞も獲得したことのある実力派のクリエーターです。
ファミ通インタビューによれば浅からぬ縁があって今回起用されたようです。
なんか小説四冊分のボリュームとか書いてますし、冲方丁 先生のファンでもある自分にとってはこれはもう本当にうれしい知らせでした。
たたでさえゲームそのものが楽しいのにこの上極上のシナリオまでついてくるとなるとこれはもう本当に楽しみで仕方ありません。
ひたすらシナリオクリアのために遊ぶだけでも長く楽しめそうです。
今回はかててくわえてXboxLiveでの通信対戦もあります。
今まで人と遊びたくても遊べなかった星野さんにとってこれまたうれしい話です。
以前XboxLiveについてちらっと書きましたが、本当に自宅でなんの苦労もしないで、いろんな人と遊べる環境が手にはいるのですごい便利ですよ。
……あとは実際に闘う勇気があるかどうかですが、今までそんなに変な人にあたったりすることもないので怖がらず気楽に楽しめばいいと思います。
いずれはPS3やWiiにバランスを調整したリニューアル版が発売されると思います(今までもサターン>PlayStation、Dreamcast>PlayStation2とリニューアルされて移植された)が、ボードゲームとして、カードゲームとして楽しく、なおかつ今回シナリオも期待できるとあってはいち早く遊んでみるのは決して悪くないと思います。
幸いにも自分はアイドルマスター目当てにXbox360を買ったわけですが、「そういやXbox360でカルドセプト出るんだな」と思い出して、このゲームのためだけでも買って良かったと思っている次第です。
年末年始はいろいろなハードでいろいろなゲームが出ますが、いまいち地味で知名度も決して高いとはいいきれないカルドセプトサーガですが、一度遊んでみることを強くおすすめします。
純粋なゲームとしての奥深さ面白さは他の作品にも負けるところではありませんし、他の作品にはない様々な可能性を秘めた非常に特殊な作品です。
そしてもし自分と対戦するようなことがありましたら……その時は絶対負けませんよ!!
なお現在予約キャンペーンを行っています。
予約するとオリジナルデザインのトランプがもらえ、ゲーム中に使えるカードなどのデータや、ネット対戦大会への出場権など単純な「もの」としての特典ではないところが心憎いところです。
■カルドセプト予約キャンペーン詳細
キャンペーン店が決まっているので気をつけてください。

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この記事へのコメント
1. Posted by a 2006年10月25日 23:03
このHPの曲が神なので買います
カルドはしたことないけど
雰囲気に飲まれました
カルドはしたことないけど
雰囲気に飲まれました
2. Posted by 道化師 2006年10月26日 08:52
22日にお会いできる事を楽しみにしています。
3. Posted by 2006年10月26日 20:50
このタイトル名前だけはよく聞くけど実際どんなのかよくわかんねー!
とか思ってたのですがこれ見てやりたくなりました。買います。
とか思ってたのですがこれ見てやりたくなりました。買います。