2010年10月26日

【駄文】全てが中途半端だったPSPgo

 PSPgoが26800円から16800円に値下げされました。少し前からソニースタイルなどで値下げされていたのでなんかあるんだろうとは思ってましたが、案の定一万円の値下げです。まぁぶっちゃけ在庫処分価格でしょうな。
 PSPgoはE3で発表されたときから「こんな仕様で大丈夫か?」と思ってましたが、ふたを開けたらやっぱり「大丈夫だ、問題ない」とはいかなくて、ずっと売り上げ三桁を続けてきてもうすっかり「無かったこと」にされそうな勢いです。
 とりあえずメディアプレイヤーとして考えた場合この値段(17k)ならそれなりに使い道もあるので悪くはないと思いますが、それだったらもうちょっと頑張ってiPodタッチあたりを買った方がいいよね……となりそうな感じです。本当に煮え切らないハードでしたなぁ(すでに過去形)。

 あらためてgoの問題点を書いていくと……

・ソフトはダウンロードでのみ購入可能だが、新作で配信されるのはSCEぐらいで、他のサード作品は数ヶ月〜一年しないと配信されない、そもそも配信されないソフトが大半。
・UMDソフトをコンバートすることができない。上記の「新作ソフトが配信されない」というのも相まってゲームハードとしてはかなり致命的。
・16Gのメモリを内蔵してるが、外部メモリはソニー独自規格のメモリースティック。しかもそのメモステでもPSPとは別規格のモデルという非常にやっかいな仕様。
・タッチパネル非搭載。時代に逆行してるというか、なんというか。あの時点でタッチパネルを搭載していればガジェットとしてまた少し違う方向性を出せたのではないだろうか……。
・そもそも値段が高すぎる。本気で売り出したいならもう少し抑えめな価格にしておくべきだったはず。

 簡単に言ってしまうとゲームハードとしては致命的な欠点(新作ソフトが全然遊べない)とか、メディアプレイヤーとしては「遊び」の部分が足りないとか、どのあたりを狙っているのかさっぱりわからない中途半端な代物となってしまっていました。

 自分はgoが発表されたときに「あー、これからはPSPの新作は全てダウンロード配信されるんだな。わざわざUMD入れ替える必要もなくなるんだな」とか思ったものですが、そんな気配も一切なかったですからね。あくまでサードの判断だったみたいですが、この点をもっと徹底させればもうちょっと違う未来があったと思うんですがね……最低でも三ヶ月以内に配信しなくてはいけないとかさ。

 あとiPhone/iPadなどで使われているappストアのようなものがたしかあったはずですが、そもそもハードが普及してないのでちっとも盛り上がっている気配がありません。アンドロイドでもいえることですが、やはりこういうのは質量ともに充実しないことには盛り上がらないですから。この点でもメディアプレイヤーとしてのおもしろみのなさがきわだってしまっているんですよね。

 逆に言えばこのあたりを改善してさえいれば、こんないらない子扱いされることはなかったはずなんですよね。
 ダウンロード販売を徹底して、ゲームハードとしての中途半端さをなくし、タッチパネルを搭載してメディアプレイヤーとして魅力的な部分を押しだし、値段を2万円程度におさえていればソニーのiPodタッチみたいな感じでもうちょっとぐらい普及したんじゃないかと思うんですけどね。
 まぁ今となっては全て手遅れではありますが、本当にもっとどうにかならなかったんですかねぇ……。

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emperorsystem at 10:58│Comments(1)TrackBack(0)駄文 

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この記事へのコメント

1. Posted by 千葉マリンズ組合員   2010年11月10日 12:57
メモステDuoすら使えない外部メモリ仕様は論外でしたが、
据え置き機、携帯機の区別がなくなるプロトタイプ機と考えれば
悪くないどころか、けっこう良い試みだったと考えています。
登場時のiPod対抗っぽい煽りは完全に失敗でしたが・・・

家では各拡機器が接続されたクレードルに置き、
テレビの大画面でプレイ。
外では、その続きが出来る。
スペック的に今のPSPどころか、PSP2でもまだまだかもしれませんが、
今の進歩を考えれば、そうなるのも近い将来でしょう。

モバイルではx86系から完全に脱却し
arm系と新規設計されたマルチスレッドのOSからクラウドに接続。
一昔前のモバイルPCでやることを完全に置き換えてしまいましたし

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