2006年06月

2006年06月16日

たぶんアレよりもっとすごい〜パルフェ〜アナザーストーリー(実写版パルフェ)

 まぁ、ここ数日エロゲからのアニメ化やら、家庭用移植やらでいろいろ騒がれたので皆さんも気を取り直してもらうために今日は来週発売される、今もっとも熱い視線をあびる素敵作品を紹介だよっ!!

パルフェ(戯画公式・18禁コンテンツです注意)

 メイド喫茶を舞台に繰り広げられる傑作ゲーム『ショコラ』の続編として作られた『パルフェ』。
 最初から声つきのエロゲーとして発売されましたが、これがPS2版に移植される時には『デュアルボイス』としてPC版キャスト、PS2版キャスト両方のボイスを入れるという方式で(とりあえず)原作ファンを見捨てていないことをアピール(同戯画ブランドのショコラ・デュアルセイバーにもデュアルボイス採用)。

 で、そのPS2版パルフェのキャスト(PC版じゃない方)を使って……

パルフェ実写映像化決定

 という感じでアルケミスト祭りで発表された実写版パルフェ。

その後、「パルフェ」の実写化が発表された。声優自らが出演する声優ドラマレーベル「DSE(DRAMAGIX SEIYU ENERGY)」の第7弾として発売され、タイトルは「パルフェ 〜アナザーストーリー」。6月23日発売予定。DVD 2枚組(本編ディスク+特典ディスク)で、価格は3,990円。出演は、PS2版と同じキャストで、Cloverの4人と野川さくらさん、稲村優奈さんなど。「パルフェ」の世界観はそのままに、ゲームとは異なるオリジナルストーリーが展開する。

 声優による実写ドラマという非常にアグレッシブ興味深い内容になっています。

 で、発売も迫りその実写版ストーリーがいよいよ公開されました。

パルフェ〜アナザーストーリーのストーリー紹介ページ

 ちなみにこちらがPCゲームオリジナルのストーリー紹介ページ(注:18禁コンテンツです)

 二つを比較していただければ(そもそも原作を遊んだ人なら)おわかりと思いますが、文字通り【アナザーストーリー】です。
 タイトルに偽りなしですだったらそもそもパルフェである意味ないじゃん
 さすがに原作ゲームそのままだと尺が足りないのか、原作ファンへの配慮なのか、一部の作品的に重要なキャラの声優さんがなぜかどういうわけか出演できないからかよくわかりませんがもはや原型などとどめていません。

 つまりこれは「べ、別に原作のゲームが好きな人は無理してみなくてもいいんだからねっ!! でも見てくれたら私……な、なんでもないわよっ!!」というカトレア様からのお告げなんでしょうか?(たぶん違います)

 ちなみにDVD発売を記念して以下のようなイベントも用意されています(他にもあると思うけど調べるのめんどくさいからご近所でやるかどうかは自分で調べてください)

【宮崎羽衣/斎藤桃子】「パルフェ〜アナザーストーリー〜」DVD発売記念トーク&握手会
井ノ上奈々、稲村優奈DSEレーベル「パルフェ-Another Story-」発売記念イベント トーク&チェキ撮影会

 あまりのターゲットのわかりやすさにもはや言葉も出ません。
 これはつまり「べ(以下略)」というカトレア様からのお告げでしょうか?(違います……たぶん)

 それはそれとして名古屋のイベント注意事項に『花鳥玲愛抱き枕持参禁止』と明記してませんがOKですか?(たぶんダメです)


○総括
 なんていうかあれだ、パルフェ原作ファンとつよきす原作ファンの気持ちを考えてあげれば、おとボク原作ファンも少しは溜飲が下がるよきっとたぶんね? ね?

 それにしても中消し線ばっかりだなこの文章。別に深い意味なんてないんだから勘違いしないでよねっ!!

emperorsystem at 20:45|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ニュース 

なんかすっげー大雨なのですがー

 なんか大雨です。
 すごい勢いで大雨です。
 昼間はそれほどじゃなかったのでまだ助かりましたが。

 ■YouTubeからアニメが消える?

 BRAINSTORMでリンクがありますので気になる方はそっちも見てください。
 こうなることはわかりきっていましたがいやはや。

非常にけしからんセーヌちゃん絵

 怪盗ルソー公式が発売されましたなー。
 セーヌちゃんがけしからんぐらいかわいすぎるので遊びたいのではございますが、ふんぎりがつかねーです。
 主人公がセーヌちゃんだったら何の迷いもなく特攻して玉砕しても本望昇天ではありますが……とかいいつつたぶん気づいたら手元にあったみたいな展開になりそうなー。
 とりあえず公式サイトの壁紙4でもデスクトップに貼り付けて満足しておきます。

METAL SAGA DS(サクセス)も気になるー

 思いっきりストライク世代なのでやはり気になります。
 最近はバグがやたらひどかったり、肝心のゲーム内容があれだったりという噂ばかりでどうにも突入に躊躇してしまいます。
 今回はきっちりと作られてるといいのですが……。

 まぁ、気になる気になる言うならさっさと刈って遊べばいいじゃん(cv:中村繪理子)ですか、そうですかそうですね……。

■ここ数日のアクセス数
日にち 訪問者数/PPV

 12日:615/691
 13日:4298/4600
 14日:8626/9544
 15日:7297/8319

 あえてどこからリンクが流れてきてるかとかそこまでは書きませんがここ数日こんな状態です。
 正直今日ぐらいはがくっと減って3000もいけばいいんじゃないかと思っていたらまだまだ余波が残っているあたり思った以上にみんなこの件についていろいろおもうところがあるのかもしれず。
 萌え理論blogとか、-idoringlife-とか読むといろいろ考えさせられたりもします。
 結局は現状のアニメビジネスモデルの中ではこういう状況に陥りやすいということですかねー。
 なんにせよ実際のアニメが少しでも良い物になることを期待しておりますよ。

emperorsystem at 00:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2006年06月14日

アイドルマスター事務所対抗戦もうすぐ開催

アイドルマスター事務所対抗戦特設サイト
 開催期間06/16-26まで。

 紹介するのすっかり忘れていた。

 アイドルマスターの携帯コンテンツである「事務所」同士での対抗戦。
 各事務所から三名ずつ代表として参加し、それぞれの事務所の威信と誇りをかけて闘う地獄のサバイバルマッチが切って落とされる……!!

 というのは冗談で、実際には

参加される皆さんに楽しんで頂ければ幸いです。そして、これを期に事務所間の交流がさらに広がる事を願っています。
 という事務所の交流を深め、アイマスを楽しみましょうという趣旨の大会です。
 765がやらないなら俺たちがやるぜ!! っていう意気込みかどうかはさておき、盛り上がって欲しい物です。
 参加メンバーはかなりの猛者がそろい、なかなか熾烈な戦いが繰り広げられそうな予感がします。
 参加した皆さんがんばってくださーい。

emperorsystem at 20:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0) アイドルマスター 

誰もが振り上げた拳のおろす場所を探している〜おとボクアニメ化騒動まとめ

前回のエントリーから補足・訂正・いろいろ

 まずは前回のエントリーは後から文章を継ぎ足して継ぎ足して継ぎ足して継ぎ足したものなので全体的におかしな部分・矛盾している部分があります。
 また、自分が知らなかった事、文章を書いた後から知ったこともいろいろあり、「知らなかったこと」による矛盾、現実的におかしな部分もいくつかあり、その件に関してここに謝罪をさせていただきます。

 とはいえそれら全部を修正するには一から全部書き直す以外ないので、それよりも改めて今回の『処女はお姉さまに恋してる>乙女はお姉さまに恋してる ゲームからアニメ化に際しての事件』についてまとめていきます。
 ……前回の文章と今回の文章と若干食い違う部分があるかもしれませんが、それは上記のように文章的な誤りだったり、無知であるが故に間違ったことを書いていた事に対するフォローということでご容赦のほどを。

 ということを大前提にしつつ、前回の文章ではできる限り中立でありたいと思い(中立に徹し切れているかどうかははなはだ疑問ですが)あえて書きませんでしたが、

 星野さんはPCゲーム版の処女はお姉さまに恋してるを遊んでません。ただし、エロゲーそのものは昔から好きです。エロゲーの存在そのものを否定する気は毛頭ありません。おとボク原作ファンの心情も少なからず分かるつもりでいます。
 ついでに言うとAice5のメンバーは好きな声優さんも多く、個人的に応援しています。だからと言って今回の誰が見てもわかりやすいあからさまなキャスティングについては否定的な意見を持っています。そしてそのキャスティングはまず間違いなく声優さんそのものに問題があるわけではなく、レコード会社キングレコードおよびキングレコードのアニメレーベルスターチャイルド上層部による『非常にわかりやすい意図を持って』行われたものである事に対して嫌悪感を抱いています。

 過去にも『To Heart』や『Kanon』といった自分が好きな作品がアニメ化されたことがありました。
 『To Heart』に関してはまずPSに移植され、それからアニメになったと記憶しています。
 元のPC版では音声が無く、PSに移植されるときに音声が付くとわかり、「誰が声優やるのかなー」と仲間内で話題にしたこともあります。
 この件に関してはおおむねキャラクターに合ったもので特に不満をもったことはありません。
 むしろ当時ほとんど無名だった声優・堀江由衣がマルチ役に抜擢されたとき「堀江由衣って誰??}という会話を交わしたことを記憶しています(これがきっかけでほっちゃんのファンになったということも書いておきます)。

 『Kanon』に関してもまずはNECインターチャネルがPS(DCの方が先立ったかなー?)に移植し、それからアニメになったとき声優が変更されることなかったと記憶しています。
 これに関しては当時「うわー全然キャラと声あってねぇぇぇぇぇ、これだから多部田は……!!」という感想を抱きました。
 今でも他にもっとキャラに合うキャスティングがあったんじゃねぇかなー、と思うこともありますが、すでに慣れたというかもう今更まぜっかえしても仕方ないと思っております。
 どうでもいいことですが、そのKanonアニメはキャラデザがあごのとがったものになっていて『あごアニメ』として話題になりました。
 すでに黒歴史となったあごアニメのリベンジとしてかどうかはしらないけど京都アニメーション版Kanonも予定されています
 キャストの変更はないみたいです。
 まぁ、今更変更してもそれはそれで火種の元になるので賢明な判断だと思います。

 処女はお姉さまに恋してるに関しては何の感慨もありませんが、過去自分も同じようにPCゲーム>家庭用ゲーム移植での声追加で一喜一憂しているということだけは分かっていただきたいのです。
 そしてそのたびに「あー、踊らされてるなー。まぁしゃーないかー」という感情が浮かんでは消えていったものです。

 今回のおとボクに関してはアニメのキャスティングを見た瞬間に「あー、こりゃやべー絶対やべー」と心から思いました。
 Aice5のメンバーが好きではあります。むしろ好きであるからこそ、こういう形での起用で声優さん個人によからぬ攻撃がいかないか危惧しました。
 ……案の定危惧は現実となり、原作者と言ってもいいシナリオライターが怒りを爆発しました。
 そのシナリオライターの文章そのものはログという形で先の文章を書いた後で読みました。
 自分にとって重要なことはログの内容そのものではなく、原作者という立場で公共の場で大人げなく怒りを暴露してしまった、という事実です。
 シナリオライターさんの怒りを完全に理解することは自分にはできません。できませんが気持ちは分かると思います。
 とはいえ書いた文章の内容はやはり冷静さを欠きすぎたと言うべきものでした。ただでさえ微妙な空気の流れた時期に、さらなる余計な混乱を生んだ事は確実です。

 これはそのシナリオライターの日記を読んで後で知ったことですが、どうやら原作を擁護すべきゲーム会社もなにやら腰砕けな対応をしているようです。
 もっと自社の製品に対して他に取るべき態度があったと思うのですが、現実はそうではなかった……ということみたいです。

 そして個人的にやっぱり今回一番問題だと思うのはスターチャイルドのあからさまなキャスティングです。
 たとえば天然女子校物語では『feat.Aice5』と明記してドラマCDを売っています。
 これに関して原作ファン・および原作者がどのように思ったかはまったく知りませんが、今回のような混乱が起きることはありませんでした(あったのかもしれませんが、自分の知る範囲では認知しておりません)。
 しかしこの天然女子校物語と今回の処女はお姉さまに恋してるを同列に扱うべきかというと、『声つきのゲームをアニメ化した時にゲームとは別の声優を起用する』という矛盾がある以上やはり問題は余計に深刻であると思います。
 同じ売り方にしたって他にやりようはいくらでもあったはずです(そもそもAice5のメンバー個々の知名度が高く無理に売り出す必要性をまったく感じないのですが)。

 今回の件に関しては様々な立場から、様々な意見があるようです。
 それぞれがもっともであり、何が正しく、何が間違っているのか自分には分かりません。
 そもそも今回の件に関して『何が正義で、何が悪か』明確に定義することは不可能であると思います。

 なぜかくも今回このように混乱してしまったのか。
 一つには原作者の『日記』という形でのリアクションが起因しており、その元になった『原作者・原作ファンを無視したキャスティング』をしたスターチャイルドおよびそれに抵抗しきれなかった(あるいは甘んじて受けた)ゲーム会社については、様々な理由事情があるのでしょうが、もっと上手な対応があったと思います。

 あちこちで「自分のところの声優で商売したいなら、オリジナルの作品でも用意すればいいのに」と言う意見があります。
 確かにその通りだと思います。安易にエロゲーから原作をひっぱってきて、ファンに対して心ない形でのアニメ化というのはいかがなものかと思います(そんなこと言ったら某ツンデレ作品はもっと惨いのですがそれはまた別ということで)。

 昔は漫画が、少し前は小説が、そして昨今エロゲーが『アニメ化』という形で食い物にされています。
 その原作の面白さをきちんと表現したアニメであるならばいいのですが、自分の経験や記憶からはあまり手放しでほめられた原作付きのアニメは数えるほどしかないように思えます。
 そしてそのたびに「原作とアニメは別物」と言われます。

 ずっと、ずっと、ずっと前から同じことの繰り返しなんです。
 学習能力がないのか、原作つきが逆にネックになるのか。

 中には例外だってもちろんあります。
 例を挙げるとしたら『撲殺天使ドクロちゃん』などは一つの成功例だと自分は思っています。
 おかゆまさき原作の小説であり、スプラッターな表現や不条理なギャグや、かわいいイラストや、ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ?という頭の悪い(ほめ言葉)擬音が印象的な小説です。
 これがアニメになるときは「スプラッターな部分に規制がかかるんじゃねー」とか、「原作の(良い意味で)あほっぽさが無くなるんじゃねー」とか思ったものですが、実際には原作の良さを残しつつ、アニメとしての面白さも加えた良作となっていました。
 DVDでの発売というのも大きかったのかもしれませんが、アニメ化にさいしてアニメの水島監督はwebラジオやDVD内のコメンタリーなどでいろいろな発言をしています。
 文字媒体である小説と映像媒体であるアニメでの表現の難しさ。
 アニメの話数や尺(通常本編は20分程度)で原作をどうスポイルし、どう原作を生かしていくか。
 制作者サイドには制作者サイドの難しさがあり、『分かっていても難しい部分もある』ことが水島監督の発言からいろいろとかいま見えてきました。
 とはいえドクロちゃんに関しては原作の良さをうまく使ってはいると思います。原作者もコメンタリーなどからアニメに関して満足していることがうかがえます。

 原作つきアニメといえばアニメ版『Fate/stay night』は映像は文句のないものですが、原作のゲームの文章量が半端ではなく、それをアニメとして表現するには2クール(1クール=三ヶ月。通常13話、あるいは12話)でもダイジェスト気味なアニメとなっています。
 元々の原作の情報量がすごいので、それに対応するには『原作のエピソードを大幅に削り、アニメとして作り直す』か『必要最低限の部分を抜き出しダイジェスト気味に作る』かしかないと思います(あるいはもっと賢い方法があるのかもしれませんが)。
 原作のゲームを実際に遊んでいる自分としてはアニメは見ていて「あーがんばってるけど2クールじゃ足りないよなぁ。せめて3クール……あるいは4クールあればもうちょっとうまくいっただろうなー」と思っております。
 やはり原作つきの作品をアニメにするのはいろいろと難しいようです。

 話は若干それましたが、例えキャスティングがキャラにあっていたとしても、結局はアニメそのものが面白いかどうかが重要なんじゃないかと思います。
 乙女はお姉さまに恋してるのアニメが、原作の処女はお姉さまに恋してるの雰囲気を壊すことなくアニメとして昇華しているならまだ救われるのですが……それに関しては実際に見てみないことには評価のしようもありません。

 最後にもう一度だけ。
 原作者・原作ファン・アニメ声優ファン・声優・アニメ制作者・アニメスポンサーそれぞれにそれぞれの立場があり、それぞれにそれぞれの思惑があります。
 どれを優先すべきか。
 何が大切なのか。
 答えは複雑で一つに割り切れるようなものではありません。
 しかしそれぞれの立場の人は、別の立場の人の気持ちも少しは理解してあげてください。
 それぞれに苦しい立場があり、それぞれにゆずれない物があるはずです。
 怒ってばかりではなく、冷静に大人の対応をしましょう。

 ……とはいえ大人の対応で割り切れない『どうしても絶対に譲れない物』があることはも確かなんだよねぇ。
 だからこそみんな怒ってるのであり、みんな複雑な気持ちでどこに怒りを向けたらいいか、どこに振り上げた拳をぶつけたらいいのかを考えて……結局は一番攻撃しやすいところに落ち着いちゃうんでしょうなぁ。

 なんかもう「あーあ」というため息しか出てきませんわ。
 とにかくみんな一度落ち着いて、何が大切で、何が問題で、何をすべきなのかをそれぞれの立場から考えるべきなんじゃないかと主張してこの文章は終わります。

emperorsystem at 19:51|PermalinkComments(11)TrackBack(0) 駄文 

2006年06月13日

誰がためのアニメ〜アニメとギャルゲとエロゲーと

乙女はお姉さまに恋してる(おとボク)キャスト公表

 PCゲーム『処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる(つかこっそりアニメになって処女が乙女になってやがる)』のアニメ化にあたりキャスティング変更で大炎上。
 いつものパターンですが今回は特にひどい。
 何がひどいってキャスティングが思いっきり堀江由衣ことほっちゃんを中心とする声優ユニットAice5メンバー全員が入ってるというこれ以上ないってぐらい極まったスタチャ大月ごり押しキャスティングってあたりがかなりひどい。

 ちなみに当たり前の話ですが、声優のキャスティングにおいて声優さん自身に決定権なんてものはありません。
 オーディションを受けるかどうかぐらいの選択肢はありますが、キャスティング決定ではそもそも「すでに上層部によって決められた配役」という場合もあり、その場合は事務所・レコード会社・アニメ配給元などの意向によるものであり、繰り返しますが声優さんが「私あの作品にでたいー」などという決定権は一切ありません。まったくありません。断じてありません。

 アニメにおける声優のキャスティングは監督などのアニメ制作側によるオーディションが基本ですが、一部では上記のように「あからさまに予定調和』という場合があります(いわゆるごり押しキャスティング)。
 『KANON』など家庭用ゲームが先に出ていてその配役がそのままアニメで使われるということもありますが、今回のケースはPCゲームで「すでに別の声優さん(原作ゲームオリジナルキャスト)があったにもかかわらず、原作とは別の声優を(今回の場合明らかにレコード会社であるキング(スタチャレーベル)が)意図して起用したキャスティング」となっております。

 はっきり言ってしまって犯人は

叩くべきは大月だ

 ということになります。
 大月とはキング・スタチャレーベルでアニメ部門のボス的な立場の人物で過去にも様々な『前科』のある人物でこの手の騒動があるたびに「はいはい、大月大月」と誰もがつぶやく人物であり、今回の騒動における中心人物であることはまず想像に難くありません。

おとぼくキャスト公表でシナリオライターマジギレ(日記は消失)

 このキャスティングに原作サイドで怒り心頭の反応を見せました。
 いやまぁそりゃ自分が手塩に育てた原作が『汚された』形になるわけで怒りますわ。

 そうですね、さしずめ様々な立場の心情としては以下のようになるのではないかと思われます。

○原作ファン:原作ファンをバカにしてんのかぼけがー!!

○声優ファン:好きな声優さんの仕事が増えるのはうれしいけどなんか原作村の人が怒ってるよー、怖いよー、素直に喜べないよー。

○原作サイド:汚された……私(の作ったゲームが)汚されちゃったよぅ……。

○アニメ製作サイド:今話題のAice5も売り出せてゼニ稼ぎまくりじゃうっしゃしゃしゃしゃー。

 明らかにアニメ製作サイド(というかこの場合スタチャ)が暴走して原作者も、原作ファンも、声優・アニメファンも置いてきぼりです。

 このようなケースは他にいくらでもあります。
 特に昨今PC18禁ゲーム……いわゆるエロゲーからのアニメ化が当たり前となった現状ではアニメのキャスティングが発表されるたびに原作ファンが切れるという光景は日常茶飯事となりました。

 そもそもこのような現象はいつから起きているのか?
 そもそもこのような摩擦はなぜ起きるのか?

 〜ちょっと昔話突入〜

 かつて、そうかつてゲームに声なんかついてない時代が当たり前であり、そもそも声がつくなどということを夢想だにしなかった時代があった。
 ゲームの媒体はフロッピーディスクで、パソコンだって音声再生することを前提にしていなかった。
 だから昔のゲームはしゃべらない。それが当たり前だった。

 しかし時代は流れ一つの革命が起こる。
 大容量記憶媒体……CD-ROMの誕生である。

 そしてその大容量CD-ROMを使ってゲームのキャラクターがしゃべる時代が到来した。
 PC-Engine CD-ROMユニットの出現である。
 家庭用ゲームハードPC-Engine本体にCD-ROMユニットを接続することにより、大容量が実現した。
 時、任天堂スーパーファミコン絶頂期である。

 YsIIのリリアがしゃべった!!
 その事実を目の当たりにした事を、当時の少年星野は衝撃をもって記憶することになる。

 『天外魔境』でアニメとともに声優がしゃべる。
 ゲームとアニメの融合……まさかこんな時代がくるなんて……その衝撃はまさに驚愕という言葉でのみ表現されるものであったと記憶する。

 ゲームに『声』という要素が登場した瞬間であった。

 その後この『声』を売りに家庭用ギャルゲーに大きなうねりを生じる勢力が現れた(ずぎゃーん)!!
 多部田率いるNECインターチャネル軍団である。
 当時エロゲーで飛ぶ鳥も落とす勢いだった『同級生』をPC-Engineに移植し、その時いわゆる人気声優を起用したのである。
 その後多部田の引いたインチャネ路線は多くの同業他社が歩むことになる。

 時代はスーパーファミコンからCD-ROMユニットが標準装備されたプレイステーション、サターン時代に突入する。
 特にサターンのギャルゲー路線は『野々村病院の人々』、『EVE-burst erorr』、『この世の果てで恋を唄う少女〜YU-NO』など多くのエロゲー移植によって栄えることになる。
 もはや家庭用ギャルゲーにおいてしゃべるのは当たり前!!
 いわゆる豪華声優陣を売りにすることが横行した。

 一方その頃PCエロゲー市場はF&Cなど『極一部』の体力のあるメーカーでは声つきのゲームが発売されていたが、それもまだまだ一部でしかなかった。

 声のないエロゲー原作のゲームが、家庭用に移植される時に豪華声優がキャスティングされる

 この多部田路線はもはや主流となり、誰もが甘んじて受け続けた。

 しかし!!
 そこで一つの『摩擦』が生まれ始める。

 すなわち『エロゲー界におけるフルボイスが当たり前になる時代』の到来である!!
 そう一部のメーカーだけが声つきのエロゲーを売りにした時代は終焉をむかえた!!
 エロゲーにおいて声がつくのは当たり前!! 長年の蓄積においていわゆる『エロゲ声優(エロゲーを中心に活躍する声優)』が増え、多くのゲームで『最初から声がつくのが当たり前』の時代がやってきたのである。

 この流れはギャルゲー移植だけではなく、いつしかアニメにも波及することになる。
 エロゲーのヒットから、『家庭用ハードに移植』と『アニメ化』はほぼ同時に行われることが多くなり、今更誰もこんな言葉使わないけど『メディアミックス』の名の下に多くの『他分野」に同時進行的にプロジェクトが発生するようになったわけである。

 しかし、いわゆる多部田路線を守り続けることでうまれた『スタチャ・ランティスごり押しキャスティング(この場合とりわけこの二つがエロゲ移植・アニメ化のさいにキャスティング変更することが目立つのであえて名前をあげました)』はエロゲー原作ファンから大きな不満の的になるのでありました。
 すでに一大勢力となったエロゲ声優ファンから「ふざけるな大月!!」。「なめてんのかランティス!!」の声があがりはじめたのは当然の結果とも言えます。

 そう、エロゲーに声のない時代はまだ良かった。
 多部田野時代はまだ摩擦なんて生まれることはほとんどなかった。
 しかし今やエロゲーにおいて声がついていて当たり前の時代であり、いわゆるエロゲ声優に固定ファンが付く時代である。
 多くのエロゲ原作ファンの屍の上に、アニメが作られていく……あぁ、天よ照覧あれ……このようなかくも嘆かわしい時代になぜなりもうしたのか!!

 この流れはおそらく今後も続くだろう。
 そしてそのたびに原作ファンは怒り、声優アニメファンは複雑な立場にたたされ、原作者は泣き寝入りということである。

 あぁ、いったい全体誰がためのアニメ化なのか……!!
 答えは風の音にかき消され、月夜に溶けて消えていくだけである。

 〜第一部・完〜

 星野誕生先生の次回作をお楽しみに!!(ねぇよそんなもん)

『第二部〜練り直し』

 声のない媒体という意味では漫画や小説でも昔から「うわ、なにこのキャスティング全然キャラのイメージにあわねー!! ふざけんなO月!!」ということはしばしばありました。
 しかしそれはまぁ「見ているうちに・遊んでいるうちに慣れるよ……」と誰もが泣き寝入りしたものです……実際そのうち「なんかもうこれでいいやー」というあきらめの境地に達しますから。

 『すでに声のある媒体から声のある媒体に』ということなんてことは少し前まではほとんど無かっただけに、漫画・小説・昔の声なしエロゲーからのアニメ化や家庭用ゲーム移植よりも、声つきエロゲーからアニメ化や家庭用ゲーム移植は大きな抵抗があるよなぁ……。

 というか今更だけど別にスタチャごり押しキャスティングは漫画や小説からの伝統か……そのへんをふまえて文章直すとめんどいなー。
 そうか「漫画・小説のごり押しキャスティング同様のことをエロゲーでも同列に扱い続けることで、レコード会社(っていうかスタチャランティス<恨みでもあんのかとか突っ込まない!!)が事態を理解していない」と表記すべきかな?

 わかりやすく書くと……

a.漫画・小説(声なし)>アニメ・家庭用ゲーム化(声つき)

b.昔のエロゲー(声なし)>アニメ・家庭用ゲーム移植(声つき)

c.今のエロゲー(声つき)>アニメ・家庭用ゲーム移植(声つき)

 これらをレコード会社主導でプロジェクトを動かしているという大前提で、自分たちの都合の良いようにキャスティングして、売り出している声優を中心に起用して、主題歌歌わせたり、キャラソン歌わせたり、イベントで露出を増やしたり、ラジオパーソナリティに起用して固定ファン増やしてうひょひょひょひょー!!
 ……というのがa.b.では当たり前のようにやってきてうまい汁をすったりすえなかったりしたわけですが。
 これらa.b.と同列にc.を扱うことで「大きな問題になる」という事実をレコード会社は把握していない、もしくは把握していても軽視している。
 ということなんじゃないか?

 つまり軽視してきたけど、軽視しきれなくなっている……という現状になりつつあるわけじゃないのか?

 なんか長くなった上にまとまったようでまとまらなくなってしまった上に、さらなる問題点・考察点すら出てきた気がするけど、とりあえず今回はこのへんで!!(とんずら)

『第三部〜疾風怒濤篇』

 読み返して追記より前の部分がほとんどいらない事実に星野さん愕然……!!
 書きながら自分なりの答えにたどり着くのが星野さんのいいところ!!
 最初に用意した結論からさらに別の(そして最初に用意した結論よりも)正しいと思う結論を導くのが星野さんの必殺技!!
 文書いじるのもめんどいので『追記より下読んで、そのへんが星野さんの結論』という公式見解を残しつつ、とんずら!!

 ようするに何が言いたいかというと……(この文章やたらと無駄に長くなったなぁ)

ア)
レコード会社主導による自社利益を前提にした漫画・小説原作からアニメ・ゲーム化でごり押しキャスティングでうまい汁を吸うという流れ

イ)
声のないエロゲから家庭用ゲーム・アニメ化・小説化・漫画化という流れ

ウ)
声のあるエロゲから家庭用ゲーム・アニメ化の流れ(このとき元のエロゲと、家庭用ゲーム・アニメ化でキャスティング変更)

 これら全部レコード会社は同一線上に並べているが、実際には『ウ』は完全に時代と迎合しない、大きな反発を生む温床となっている。

 ……ということかな?
 要するに『レコード会社』という『(いやな表現だけど)声優を商品として売り出している会社』において、昔も今も『原作ファンの声』などというものは軽視され続ける……ということか(太字部分が今回の最終結論)。
 なんだかなー。

『最終章〜愛、故に』

 今回のことをまとめるなら「声優という存在が商品として成立」するということに気づいたレコード会社が、アニメだけでなくゲーム、そしてそれらにタイアップしたCD販売、果てはそれに付随する『メディアミックス』という名の下での出版社など多くの分野を巻き込んでのプロジェクト展開が何年か前から始まった。
 その中で多くの漫画・小説・ゲームなど原作ファンは複雑な立場に立たされ続けている。
 そしてその流れは今「声のある作品に、別の声をあてる」というかつてない矛盾をはらみ、大きな火種の温床となり、そのことに関してレコード会社は軽視している・そもそも理解していない……ということになるのか……!!

 資本主義という名の下に!! 商売主義の名の下に!!
 多くの心が!! 魂が!!
 奪われ続けてきたということか……それが諸手をあげて誰にとっても幸せなものであるならまだいいが……。

 原作者も自分の作品が多くの人に愛されて幸せ。
 原作ファンも多くのメディアに発展することで幸せ。
 声優さんも仕事が増えて幸せ。
 レコード会社・出版社など資本を出しているところももうかって幸せ。

 なんて作品ばかりならいいんだが……現状必ずしも「そうでない作品』が多い気がするのは自分だけかなぁ……。

emperorsystem at 17:59|PermalinkComments(47)TrackBack(6)

Ver1.30は本当だった

 日本中が世界球蹴り大会での日本敗退で通夜ムードな今日この頃みなさんいかがおすごしですか?

 真偽の方が定かでなかったVer1.30ですがどうやら真実で確定したようです。
 ゲーセンにナムコから正式な文章が届いているので確実です。

 ただし、バージョンアップそのものは多少遅れて6月下旬頃になるらしいです。

 基本的にはバランス調整中心のバージョンアップで、具体的には全国オーディションでレベル制限ができたとか。
 本当なら新曲追加とか、コミュ一新とか、そういうのがいいんですが……まぁ、それは今後に期対ということで。

emperorsystem at 00:49|PermalinkComments(1)TrackBack(0) アイドルマスター 

2006年06月10日

堀江由衣天使のたまご200回記念公開録音告知

 ラジオ『堀江由衣天使のたまご』にて放送200回を記念して公開録音告知(現在放送中東海ラジオの放送にて)。

○場所:浜松町文化放送新社屋
○限定200人(100人x2回)
○日時:07/30(日曜) 13:00と16:00の二回まわし。

○応募は往復ハガキにて

往信面
◇表→てんたまのいつもの住所を書き『堀江由衣天使のたまご公録希望』係宛に(住所はてんたまサイトで調べてください)
◆裏→応募者の住所・氏名・職業・年齢・電話番号、13時or16時のどちらかの希望を明記

返信面
◇表→応募者の住所・氏名
◆裏→なにも書かない(当落が書かれるので)

 詳細は天使のたまごで確認してください。

 応募は一人一通のみ(複数投稿無効)。本人のみ可(ヤフオク転売など防止のため本人チェック有りみたいな事を言ってました)。

 だそうでーす>ホァー!!な人たち

emperorsystem at 22:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

Sparkling cafe

c90850b2.jpg←あまりの美味しさにせいばぁさん悶絶!!

Sparking Cafeの『king』は王様の意味ー!!


……あ、『すぱーくりんぐ』かふぇであって『すぱーきんぐ』ではありません。念のため。

 ラジオで言ってたけど、ネスカフェは大昔にも炭酸珈琲を製造したけどそのときはさっぱり売れなかったそうです。
 で、今回は炭酸にあうように豆と製法を厳選に厳選を重ねて、渋みを極力抑えてすっきりしたのみ心地にしたそうでーす。

 最近炭酸入りのスポーツドリンクとか、炭酸入りのミネラルウォーターとか炭酸ブームらしいのでそれに便乗した感じみたい。

 まずいドリンク愛好会(通称:マドラヴ)の人になら超おすすめ!!
 それ以外の人には「なんともやるせない炭酸が邪魔なコーヒーっぽい中途半端なドリンク」ですョ。

 コカコーラ・ヴァニラ味以降パンチのきいたドリンクがなかっただけにこれは素敵な出☆会☆い。
 ま、今年の夏越せればいいんじゃね? ってことで。
 絶滅前に一度はあなたもスパーキング!!(景山兄貴の絶叫で)

 類似品(?)にリプトンの炭酸紅茶があるけどあっちもおすすめ!!

emperorsystem at 20:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 駄文 

だらだらひきこもり更新

 星野さん絶賛ひきこもり中!!
 べ、別にお金がないから遊びにいけないんじゃないんだからっ!!
 勘違いしないでよねっ!?

ファントム・ブレイブ廉価版発売するらしい

 ファントムを呼び出して闘う日本一ソフトウェアのやりこみ系シミュレーションゲーム。
 まぁ、ぶっちゃけるとアイテムを強化してマローネに持たせて、マローネ一人で闘うのが一番強いゲーム。
 ファントムをいくら育てても召還できるターン数が決まっているので結局マローネを強化するのが一番ということに気づいてしまうわけです。
 いや、面白いですよ。シナリオもちょっと暗めだけどどんなに虐げられても騙されてもけなげにがんばるマローネが素敵にかわいいですし。

livedoorの声優がニュースを読み上げる萌え通

 ライブドアはどこに行く気なんだ……というかなんかデジャヴューを感じると思ったら任意ラヂヲか……まぁ、あそこまで濃くないのがあれですが。

君のぞラジオ63回でまぶラヴ・まぶラヴオルタ全年齢版発売告知

 はいはい、曲芸曲芸。


 そんなこんなでちんたら巡回しつつネタをひろいつつ中日ドラゴンズは順調に負けそうな展開でーす!!

emperorsystem at 17:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

2006年06月09日

アイマス一周年記念ライブ先行予約分は全員当選

公式サイトにて正式にアナウンス

6月1日に先行予約をして頂いた方、本当にありがとうございました!
先行予約頂いた方に関しては、大丈夫です。皆さん行けますので、
チケットが届く日をお待ち下さい。
イベント当日を楽しみにまっていて下さい!
後日、一般販売も行う予定でございます。
皆様のご検討をお祈りしております。

【公式サイトより抜粋】

 というわけで電話で確認した人がいて【大丈夫】とは聞いていましたが、公式にアナウンスされました。
 一部で「抽選になって落選するかも……」という噂がささやかれていただけに胸をほっとなでおろしました。
 次の日が仕事なので帰りがちょっと心配ですが、めちゃめちゃ楽しみです。
 当日は新木場コーストであいましょーーーーーーーー!!

《追記》
女子小学生を中心に大人気
 そ、そうだったのかーーーーーーーーーーーーー!!
 ……なんでやねん(ものすごく気合いの抜けたつっこみ)

emperorsystem at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) アイドルマスター